ラボ探検 A (2023年後期)

 2023年後期のラボ探検では、ガウス整数環について勉強しました。実部と虚部が共に整数である複素数の集まりをガウス整数環と言います。つまり、

$$\{a+b\sqrt{-1}\;| \; a,b: \text{整数}\}$$

ガウス整数環は通常の足し算と掛け算で閉じており、「環」と呼ばれる代数構造を持ちます。ガウス整数環は通常の整数のように素因数分解の一意性が成立することが知られており、様々な整数問題に応用があります。

下記の資料は、ラボ探検で使用したものです。

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